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「ファッションとデザイン」

2015年1月30日(金)

ファッションデザイナー

玉置 博人 氏

Hiroto Tamaki

<PROFILE>

1979年生まれ京都出身立命館大学卒業後、服飾専門学校を修了。その後渡仏。フランス専門学校Studio Berçot卒業。
BALENCIAGAコレクションチームアシスタントを経て帰国。
2008年、自身のブランドet momonakiaを立ちあげる。
13S/S Mercedes-Benz Presents designerに選出。Mercedes-Benz Connectionにてショー形式でcollectionを発表。13A/W Mercedes-Benz Fashion Week(東京コレクション)参加。
現在、KOOGEN に所属。映画「寄生獣」の深津絵里さん演じる「田宮」の衣装デザイン担当。映画「進撃の巨人」衣装デザイン、テキスタイルアドバイザー担当。ミュージカルコンサート『KING&QUEEN』 鹿賀丈史×濱田めぐみ 衣装デザイン担当 2015S/S より羽石 輝と.SEREN/DIPITY.を立ち上げる。SEREN/DIPITY.2015S/S COLLECTIONをMercedes meにてINSTALLATION形式で発表。

玉置 博人 氏

第1部:トークショー「ファッションとデザイン」

講義1

本日はファッションデザイナー玉置博人さんをお迎えして行っていきます。玉置さんはアパレルブランド「エモモナキア」「セレンディピティー」のデザイナーとしてだけでなく、近年は衣装のデザイナーとして映画「寄生獣」の衣装デザイン等も手掛けるなど幅広く活動されています。今回は「ファッションとデザイン」というテーマの元、異なるジャンルのデザイナーのエッセンスを学んでまいります。

講義2

まず玉置さんからご紹介いただいたのはエモモナキアのファッションショーのMOVIE。イメージしていたショーの形式とは異なり、日本の歌謡曲に合わせてモデルさんが踊るといったファッションショーというよりもライブ映像に近いモノ。玉置さん曰く「エモモナキアは僕が表現したいことを全部詰め込んだブランドで、いわゆるマーケットやユーザーニーズとは少し違うところで展開しており、どちらかというと服を通じたアートに近いと思います」

講義3

続いてはフランス留学時代の先輩スタイリスト羽石輝さんと一緒に立ち上げた新ブランド「.SEREN/DIPITY.」について解説頂きます。「このブランドは僕のデザイン要素を少し薄めて、その分羽石のクリエイティブを服の世界観に反映させています。」両ブランドの違いは受講生がよく議論する「アートとデザインの違い」に通じるものがあり、受講生もモノヅクリの基本は同じだと実感させられてる様子です。

講義4

最後は衣装デザインについて。「衣装は上記二つとはまた異なる手法でデザインしています。もっともクライアントに近づく意識が高いです。映画そのものはもちろん、人物デザイナーの世界観を深く理解することから始まり、衣装を纏う女優さん(寄生獣では深津絵里さん)のことまで、考えを巡らせることがとても多いです。」深津絵里さんとの撮影現場の様子をお話しする玉置さんはとっても楽しそうです。
玉置さんの柔らかい人柄に会場も和みます。これで前半が終了です。

第2部:ワークショップ「ファッションブランドのプロモーション企画」

ワークショップ1

後半はワークショップです。今回は「.SEREN/DIPITY.」のプロモーション企画がテーマです。6~7人のチームになり、立ち上がったばかりのブランドが多くの方に認知され、売れる服になるための企画を考えていきます。ここでスタイリストの羽石さんも登場し、お二人で改めてブランドのコンセプトを解説していただきスタートです。

ワークショップ2

あっという間に30分の企画会議は終了し、発表タイムです。発表の前に玉置さんより「セレンディピティは立ち上げたばかりのブランドなので、皆さんのアイデアは実はとっても楽しみなんです」と発表のハードルを上げられました。各チームの発表をかいつまんでご紹介します「野外パーティーを行い、その衣装をセレンディピティにし、友人同士でSNSに投稿しあう」「ファッションショーをストリートで行い、その様子をSNSに挙げてもらう」

ワークショップ3

「FACEBOOKにてブランドをシェアしてしていただいた人の中から、モデルとして登場してもらう人を選ぶキャンペーン企画」「制服ジャック、制服として衣装提供させてもらい、その代り大いに宣伝してもらう」「街ジャック、セレンディピティを着た素人の人達が一か所に集まり止まる」「ストーリー性のあるMOVIEを創り、FACEBOOKでの拡散を狙う」「IT企業とのコラボCMを創る」等々・・・どれもこれも即興企画とは思えない充実っぷりです。

総評

最後にお二人からお言葉を頂きました。「僕らはフランスで知り合ったんですが、この今日の雰囲気がフランスの学生時代を思い出すねって話してたんです。初めて顔を合わす人が多い中にも関わらず、活発に話し合う様子に懐かしさと刺激をもらいました。また僕らはデジタルが本当に疎くて・・・皆さんのデジタルを駆使したアイデアが本当に斬新で、驚きました。 こちらも焦りと刺激をもらえました。」
玉置さん 羽石さんありがとうございました。

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