人材開発支援助成金

人材開発支援助成金は、正規雇用する労働者のキャリア形成を効果的に促進することを目的とした厚生労働省の制度です。この制度を活用すれば、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部が国により助成されます。企業の人材育成と労働者のキャリア形成のためにご活用ください。

助成額は1人1コースあたり研修費用の45% + 研修時間1時間あたり760円※助成額は支給対象となる訓練、会社の規模などにより変動します。

助成金

年内最大

1,000万円

年度内に最大1,000万円助成可能

経費助成

1人あたり最大

50万円

研修費の45%、1人あたり最大50万円
(大手企業は60%、1人最大30万円)

賃金助成

1人1時間最大

760円

受講者1人1時間あたり760円
(大手企業は380円)賃金助成可能)

助成金申請の流れ

助成金申請の流れ助成金申請の流れ
  • ※訓練計画提出後の変更には、変更申請が必要となります。
  • ※支給審査の結果、助成金が支給されない場合があります。
  • ※詳細については、事前に各都道府県労働局へご確認ください。

利用条件

制度利用にあたり

  1. 1正規雇用労働者への研修であること
  2. 2雇用保険適用事業所の事業主であること
  3. 3会社都合による解雇が無いこと(訓練計画の提出日の前日から起算して、6ヵ月前の日から支給申請書の提出日まで)
  4. 4厚生労働省の定める申請書類を提出して研修を実施すること
  5. 51コースの訓練時間が10時間以上であること※一般訓練コースは20時間以上
  6. 6助成対象となる訓練等の受講回数の上限は、1人当たり1年度3回までとなります。

研修の対象者

新入社員/内定者向け研修
WEB/デザイン系専門部署向け研修
広告宣伝・商品開発・マーケティング担当者向け研修
マネジメント層向け研修

研修の対象者

対象訓練 内容 対象 経費助成 賃金助成※1人1時間あたり
訓練関連 特定訓練コース 若年労働者への訓練など 中小企業
(大企業)
45%(30%) 760円(380円)
一般訓練コース 特定訓練コース以外の訓練 中小企業 30% 380円
制度導入関連 技能検定合格報奨金制度など 中小企業 制度導入助成
47.5万円
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  • ※経費助成とは研修費用について助成される金額を指します。賃金助成とは研修時間について助成される金額を指します。
  • ※経費助成・賃金助成の( )内は大企業の助成率と助成額。
  • ※特定訓練コースについては、生産性要件を満たす場合、経費助成45%(30%)を60%(45%)に、賃金助成760円(380円)を960円(480円)にそれぞれ引き上げとなります。

経費助成の上限

対象訓練 企業規模 100時間未満 100時間以上
200時間未満
200時間以上
特定訓練コース 中小規模 15万円 30万円 50万円
大企業 10万円 20万円 30万円
一般訓練コース 中小規模 10万円 15万円 20万円
  • ※企業規模とは、労働局の定める基準によって「大企業」「中小企業」に分類されます。