PROFESSIONAL MESSAGEプロフェッショナルメッセージ

土田 あゆみAyumi Tsuchida

PROFILE
アートディレクター。デザイナー。筑波大学芸術専門学群ビジュアルデザイン領域にて、ブランディングやグラフィックデザイン、フォトグラフィーを学ぶ。2014年に独立。グラフィックデザインとWebの知見、そしてファッションの感性を基軸に、企業のブランディング、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、ウェブデザインなどを手がける。東京デザインプレックス研究所プレックスプログラム登壇。

変わらない姿勢を、自分の中に持つこと。

幼少の頃は、絵を描き始めると夜までずっと部屋にこもって出てこないような子供でした。昔から何でもストイックになってしまう性格だったので、中学生の頃の部活動ではテニスで全国大会に出場したりもしました。美大に進学してからは、絵だけでなく、グラフィックデザイン、イラストレーション、写真など様々なことを学びましたが、私が大学を卒業する当時はちょうどWebの勢いがすごくて。これからはその知見が欠かせないとわかっていたというのもあり、新卒でWebの広告代理店に入社しました。それから3年後に独立したのですが、当初はWebデザインからフロントの開発まで作り上げていくような仕事をいただいていました。

ただ、私はもともとファッションが好きで。ファッションの仕事をしていきたいと思い、ブランドの展示会に足を運んだり、自らファッション関係の色々な人に連絡をとったりして動いていきました。そしてちょうどその頃、もっと広い世界を見てみたいと思ってアメリカに行ったんです。4ヵ月ほど滞在していく中で、本当に素晴らしい沢山のクリエイターたちと知り合って、強く刺激を受けました。同じ歳のクリエイターが誰もが憧れるような世界のトップ企業でアートディレクターとして活躍をしていて、正直羨ましかった。自分の未熟さを痛感しました。その経験を経て、自分の中の視野が広がり、より多くのインプットと、アンテナを張っていきました。風向きが変わったのは、あるアパレルブランドのキャンペーンです。はじめは、Webデザイナーとしてアサインされたのですが、担当者の方が妙に気に入ってくださり、いつのまにかキャンペーン全体のクリエイティブディレクションを全て担当することになりました。大きなブランドだったということもあり、その仕事がメディアで取り上げられたりして。そこからアートディレクターとして他の仕事にもつながっていくようになったと思います。とにかく、やるべきことを決めて、振り返ることなく前に進んでいきました。

昔から変わらないことは、ストイックなところかもしれません。私の中には、変わらない姿勢があります。やりたいことを決め、ラクな道は選ばず、とにかく突き詰め、センスに合わないものは徹底的に排除する。いつもそんな感じでやっています。