プレックスプログラム レポート

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「今、求められるデザインとは?」

2012年5月12日(土)

商空間デザイナー/
ナイツ・アンド・カンパニー代表取締役/
東京デザインプレックス研究所 学長

平川 ナオミ

Naomi Hirakawa

<PROFILE>

1999年にナイツ・アンド・カンパニーを設立し代表取締役に就任。以降商空間に特化したデザイナーとして、業種を問わず多彩な商空間のデザイン&コンサルティングを大小合わせて約2,000件行う。最近では、欧米はもとより東南アジアの商空間のデザインにも本格的に参入。2012年に東京デザインプレックス研究所の学長に就任。

<企画、設計、コンサルティング実績>

Auntie Anne’s / Krispy Kreme DOUGHNUTS / COLD STONE CREAMERY / BECK’S COFFEE SHOP / Drip Mania / TULLY’S COFFEE / Segafredo Zanetti / McDonald’s / TAPA TAPAS / THE OVEN/DIYA / Eddie Bauer / DELL / Dr.Ci:labo / Tomod`s / 楽市楽座/源泉掛け流し 薬石汗蒸房 風と月/PAW(パウ) / QUEEN’S EAST /サンストリート浜北/ムーンストリート大門 ・・・ 他多数

野口 孝仁 氏

第1部:トークショー「今、求められるデザインとは?」

講義1

学長による講義開始。受講生の皆さん、必死にメモを取っています。
「右と左のバランス」「クロスオーバー」「無知の知の追及」この3つのテーマに基づいて講話が始まりました。
「右と左のバランス」とは、右脳で感じた事を左脳で分析し、また右脳でアウトプットするデザインの事。
右脳で感じた感覚をロジックや現実に落とし込む作業を何度も何度も繰り返し、自分の個性を加えて表現する事を強調されていました。

講義2

続いてのテーマは「クロスオーバー」。
デザイナーが考慮しないといけない領域が格段と広がって来ている。空間・グラフィック・Webそれぞれのジャンルで交差して考えることがこれからのデザイナーに求められることである。

最後は「無知の知の追及」。哲学者ソクラテスの言葉を引用して、貪欲に吸収し続けることの大切さをご自身の体験も踏まえてお話がありました。

話がとても具体的なので、とても説得力があります。

質問コーナー

一通りの講話が終わったところで、質問コーナーです。

受講生からは「学長がデザイナーの仕事上、もっとも喜びを感じる瞬間は?」「デザイナーの変化と同じようにクライアント側の変化にはどのようなものがあるか?」「デザイナーはどこまで商品にかかわるのか?」「デザインとアートの違いは?」等々、とても本質的な質問が相次いで出されました。

一つ一つの質問に対して、丁寧に答えていきます。

第2部:リアル店舗のリブランディングワークショップ

グループワークショップ

各グループに分かれてのワークショップ説明。
グループは7人~8人の5チーム。クラスもキャリアもバラバラなメンバーで構成されています。
学長が手掛けた大人気のファストフード店の「内装デザイン」・「ホームページ」「メニュー表」「看板」「タグ」を元に、グループでディスカッションしていきます。
学長からグループ毎に店舗の設立背景・コンセプト・基本戦略等の説明があります。皆さん、発表があるんで、真剣に聞いてます。

グループディスカッション

今日初めて会う人もいる中でのワークショップですが、しばらくすると自然とリーダーも決まって来て、ディスカッションにも熱が帯びてきます。
「この看板はなぜ青なんだろう?」「色の統一感ってどう思う?」「ターゲットってそもそも誰だろう?」等々、様々な意見が飛び交います。
リーダーを中心に「リブランディング」案をまとめていきます。
わずか40分のディスカッションでしたが、あっという間に時間が経ってしまいます。

グループ発表1

全体に向けてのグループ発表が開始です。
グループリーダーが代表でプレゼンテーションを行います。
着眼点の鋭さに学長が思わず質問する場面もいくつか見られました。

リブランディング案においては「店舗を知らない人が入りやすくために、商品を看板や外観に出す」案や「よりエンターテイメント性を出すために、作業しているところを一段高くして、見えやすくする」案など、かなり具体的な案がでてきました。
皆さんなかなかやります。

グループ発表2

グループ発表では、わずかな時間にも関わらず一体感が生まれてきてます。

リーダーへの鋭い質問にはほかの方がフォローに入ったり、発表後のリーダーを讃えあったり、とても微笑ましい光景があります。

他にも積極的に意見を言い合う光景が随所に見られ、活気的なプレゼンが次々と続いていきます。

グループ発表3

写真には登場してませんが、なんと題材にさせていただいた店舗の代表取締役の方がチームに交じってディスカッションに参加してました。

登場されてきた時の皆の驚きようは本当に見ものでした。

最後は学長からのメッセージ
「なぜの繰り返しの重要性を忘れないでください」

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