PROFESSIONAL MESSAGEプロフェッショナルメッセージ

佐藤 孝好Takayoshi Sato

PROFILE
1979年千葉県生まれ。横浜育ち。渋谷在住。広告制作会社、総合広告代理店、クリエイティブエージェンシーを経て独立。大企業のマス広告から新規ブランド立ち上げ、超ローカル企業のブランド開発までミクロとマクロを縦横無尽に横断しながら社会をよりよくするための新しいコミュニケーションを模索中。広告やプロモーション企画、グラフィックデザイン、映像企画/ディレクション、CI、VI、空間デザイン、エディトリアルデザイン、パッケージデザイン、WEBデザインなどメディアにとらわれず活動中。

世の中をもっともっと面白いことに巻き込みたい!

高校生の時は、どちらかというと数学や物理が好きでした。ただ、漠然とコミュニケーションを取ることに興味があって、自分なりに知恵を使って人に何かを伝えるということが、その頃から面白いと思っていたのです。そして高校3年生のある日、理数系の授業ばかり受けていたところを、雑誌の美大特集に感化されて進路を変えて美大に入りました。大学卒業後は、まず制作会社に就職しました。最初はとにかく成果を残したい一心で、様々な広告賞に応募しましたね。1年目で入賞してからも、「どうせ新人のまぐれだ」と言われたくない一心で、2年目は25点ほど作品を作って応募しました。その結果、準グランプリを受賞することができたのです。他にも、勤務していた会社の仕事以外に、アルバイトでCDジャケットのデザインをしたりして、とにかく新人の頃はがむしゃらに仕事をしていました。

しばらくして、CMやWebなど手段にこだわらずになんでもやってみたいという思いが強くなり、広告代理店のディレクターに転職しました。企画から案件に関われることはすごく面白かったですね。クライアントと直接やり取りしたり、営業担当者にプレッシャーをかけられたり、制作会社に発注をしたりなど、人と繋がることでわかることがたくさんありました。それまでは、自分だけで仕事をしてきたようなところもあって気づきませんでしたが、ただ尖っているだけではダメなんだと思いましたね。

僕は常に、今よりもっと面白いことができると思った環境に自ら飛び込むようにしています。常に楽しさの度合いがアップしているのでその時その時が一番楽しいんですよ。これからも、面白い仕事をたくさんやっていって、趣味と仕事が一致していくといいですね。理想は、寝ているとき以外は遊んでるような気持ちでいること。そして、自分だけじゃなくて、世の中をもっともっと面白いことに巻き込みたいです。巻き込んで、みんなにも「面白い!」と思ってもらうようなことをたくさん仕掛けていきます。