プレックスプログラム レポート

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「デザイナーとして可能な限り自由に思い通りに生きること」

2014年4月12日(土)

Webデザイナー/クリエイティブディレクター

下村 健作 氏

Kensaku Shimomura

<PROFILE>

クリエイティブディレクター。1997年フリーランスでWebデザインを手掛ける。1999年インサイド設立。国内・海外にクライアントを持ち、Webクリエイティブを行っている。デザインのみならず、マーケティング、EC商品監理システム構築などのWeb関連事業のコンサルティングも得意分野とする。また、企業ブランディングを踏まえたグラフィックデザイン、エディトリアルデザインのアートディレクションも手掛ける。東京デザインプレックス研究所講師。

下村 健作 氏

第1部:トークショー「デザイナーとして可能な限り自由に生きるということ」

講義1

本日のプレックスプログラムはWebデザイナー・クリエイティブディレクターの下村健作さんに行っていただきます。下村さんは東京デザインプレックス研究所でも講師をされているので、いつもよりアットホームな雰囲気です。まずは簡単な自己紹介からスタート。自由を求めて15歳で単身渡米、アメリカの自由闊達な文化に触れた下村さん。当初はデザイナーになるという思いよりも、日々変わっていくWebデザインの仕事が面白く、あれよあれよというまにフリーになっていました。

講義2

20代前半「こびたくない」と思っていた下村さん。「青かったけど、結局今も変わらずなんです」と当時を振り返ります。「自分を正しく見てくれる人は必ずいる」「下品にならない」デザインを行う前段階の生き方の熱い話が続きます。 そして制作に関してのお話に入ります。筆頭に挙げられるのは「デザインを楽しむ工夫をすること」「継続できるデザイン」にすること、下村さんならではの裏話エピソードも含め、会場に熱気が帯びていきます。

講義3

前半の最後は、仕事を自由に可能な限り楽しくするために下村さんが実践されていることや、クライアントワークで心かげていることを解説いただきました。何度も何度も仕事を自由に継続していくためには「楽しむこととクランアントを含め、周りのクリエイターを巻き込んでいくこと」が大切であると強調されていました。最後に下村さんの考えるデザイン事務所の継続手法を披露していただき、前半は終了です。

第2部:ワークショップ「デザイン事務所を作る」

ワークショップ1

本日のワークショップは「デザイン事務所を作る」がお題です。まずは5~6人のチームになり、個々人の特徴を話し合います。その後方向性や役割分担を決めたら、会社の概要サイトを紙で作ります。「トップページ」「会社概要」「プロフィール」の3構成で各チーム毎にディスカッションしながら制作していきます。また今回プロフィール写真には下村さんの提案でインスタントカメラ「チェキ」を使用して撮影を行います。即席でどんなデザイン事務所が出来上がるのか楽しみですね。

ワークショップ2

各チーム初対面同士が多く、最初はぎこちないのですが30分位過ぎるとだんだん議論も白熱して来ます。そしてプロフィール写真も撮り終えデザイン事務所制作も終了となります。全部のチームを発表したいのですが、幾つかピックアップして紹介していきます。会社名「こころみ」日本の和心をコンセプトに置き、真心と遊び心を込めたデザインを提案していく会社です。和を強調するためにプロフィール写真も一枚に全員で映り込みを行うなどの工夫が見て取れます。

ワークショップ3

会社名「cheers.inc」お酒好きのメンバー構成だったことから、仕事終わりに乾杯したい。とのことでこの名前にしたそうです。メンバーに海外経験豊富な方がいる点も、翻訳業務を取り入れることでうまく活用に至ってます。会社名「リタイア」廃棄用タイヤを有効活用するのがメイン業務の会社です。デザインはもちろん3Dモデリングも行いプロダクトしての製品も売り出していくそうです。

ワークショップ4

会社名「CUBE」お台場にある空間を様々な形で提供していく会社です。空間・グラフィック・WEBと様々な得意分野を活かしながら、顧客にあった形で提案を行っていくそうです。紙で作ったサイトのビジュアルが素晴らしく下村さんが絶賛していました。キャラクターのデザインとビジネス活用を中心にした会社「マッキーズ」。静岡に関連するモノやコトをデザインする会社「l love 静岡」。中小企業のデザイン提案をテーマにした会社「to my dream」どれもユニークかつ実現性も高いものばかり。受講生の社会性の高さを伺い知ることができます。

総評

最後に下村さんから総評です「デザインは基本的には楽しいものということを強調していたこともあり、どれも楽しさに溢れていた発表で、僕も楽しくなるような皆さんの発表でした。また、個々人の個性から導かれた会社のコンセプトが多かったのも良かったと思います。一人ではいい物は作れませんから、周りを巻き込みながらデザインを行っていくのは今後も行っていってほしいです。」下村先生、本日はありがとうございました。

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