STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

空間デザイナー
秋山 広樹Hiroki Akiyama

PROFILE
26歳 COMMUNICATION DESIGN STUDIO 空間コンテンポラリーデザイン専攻

教わった以上のことが知りたいと思うほど、夢中になりました。

前職は、機械メーカーで働く日々を送っていました。やりたい仕事を選んだわけではなかったから、当然やりがいを感じられない。もっと自分が熱くなれる仕事に就きたいと思って、この学校でデザインを学ぶことにしました。デザイン全般に興味があって、これという具体的な方向は、その時はまだ見えていませんでしたね。ただ、前職でも図面作成をしていて、身近に感じていた空間デザインを専攻しました。いつも細かいところに目がいくんです。「あと5mmずらすと、カッコよくなるな」とか。振り返ってみると、そんなことをずっと考えていたかもしれません。思い切って仕事を辞めて1年間デザインの勉強をするにあたり、心掛けていたのは、毎日目標を決めて取り組むことです。特にやっておいてよかったと思えるのは、授業でもらう資料などを自分で深掘りして調べたこと。教えてもらった以上のことが知りたいと積極的になれました。同時に本もたくさん読みました。様々なクリエイターが書いた本です。デザインの見た目だけでなく「なぜそのデザインなのか」という根っこの部分にたくさん触れる読書経験が、作品づくりにもつながっている気がします。現在は、『バナナオフィス』で空間デザインをしています。言われたことを淡々とこなすのではなく、主体的に挑戦できる環境に身を置きたかった自分にとって格好の環境です。入社後すぐ、図面を作成して見積、工事という一連の仕事を任されたのですが、工事区分、法規、ゾーニングや坪単位に応じた座席数の割り出し方など、この学校で教わった知識が活かせています。ゆくゆくは空間デザインだけでなく、そこから派生させていろいろなものづくりに関わっていきたいと思っています。

空間コンテンポラリーデザイン専攻へ