STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

インテリアデザイナー
矢口 鉄也Tetsuya Yaguchi

PROFILE
30歳 SPACE DESIGN STUDIO インテリアデザイン専攻

ライフスタイルを提案できるような店を持つのが目標です。

前職では、化粧品メーカーで口紅やファンデーションをつくっていたのですが、ずっと、自分にしか作れないものを作りたいという願望があったんですよね。インテリアだけでなく、建築や洋服、雑貨などを見るときにも、「自分ならこうするのに…」と考えてしまうんです。実は、自分がインテリア業界を目指すきっかけをくれたのは、妻でした。妻は前職の同僚なのですが、今はパティシエをしています。自身も仕事をしながら製菓学校へ通い、異業種に転身した経緯がありました。「自分ならこうするのに…」と悶々としている自分に、思い切ってやりたいことを目指してみたらと。きっと、彼女の成功体験を伝えたかったんだと思います。そこで意を決して、自分も転身を目指して勉することにしたんです。 受講を開始して良かったと思う点は、自分と同じインテリアが大好きで、業界を目指そうとしている共通の意識があるクラスメイトや、現役で活躍している講師と出会えたことですね。受講中は、仕事との両立だったので、業務の繁忙期と重なる時期はとてもしんどかった記憶があります。でも、趣味でやっているマラソンと似ていて、一歩一歩前へ進めばゴールできると信じて進めました。あまりに先のゴールを見てしまうと疲れてしまいますが、目の前の事だけを意識して動き続けることに専念しました。現在は、キッチンメーカー『クッチーナ』で設計担当として働いています。設計だけではなく、お客様の要望のヒアリングからプランニング、提案まで。お客様の住空間の限られたスペースの中でいかに要望を叶えてあげられるか?キッチンを通してその人の生活全体を見渡せるか?が肝になります。やはり、そんな時でも、キッチンを頻繁に使う妻のニーズや意見が、とてもいいヒントになっているんですけどね。将来的には、ライフスタイルを提案できるような、衣食住をトータルで提案できるような自分の店を持てたらいいなと考えています。今の仕事の中でしっかり頑張って、着々と夢を実現させていきたいですね。

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