STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

MICEプロデューサー
川ノ上 和文Kazufumi Kawanoue

PROFILE
32歳 BUSINESS DESIGN STUDIO ブランドデザイン専攻

世界の都市に飛び込み、新しい価値を創っていきたい。

現在、株式会社エクサイジングジャパンという会社を立ちあげ、中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳を拠点にビジネスを行っています。現地の新興産業や産業育成に関わるプレーヤーの情報をメディアを通じて日本に伝えていて、日本企業が視察に訪れる際のコーディネーターを勤めることも多いですね。今後は自分が「面白い」「新しい」と思う取り組みや、人物を発掘して発信し、様々な情報交換や関係構築ができる場を増やしていこうと思っています。日本人は勉強家が多く、情報収集に熱心です。だけど、自らは発信しないことがもったいないと思うことがありますね。日本と中国、それ以外の国も含め、今この瞬間に深圳に集まりコトを起こそうとしている人々との間に新しい関係を築き、集合知を創り出すコミュニティプロデュースをやっていくことが、今後の目標です。この学校のことを知ったのは、北京で留学サポートの仕事をしていた頃。中国にも、日本のようにコンセプトを持った商業施設が増えるといいな、と思ったことがきっかけでした。在学中、空間プロデュースに携わるとしたら、空間のソフト(イベントプロデュース)か、ハード(店舗・施設プロデュース)か、どちらがやりたいことなのかを考えていましたね。ブランドデザインではソフトに対するノウハウ、空間デザインではハードに対するノウハウを学ぶ中で、総じてデザイン思考を養えました。特に、コンセプトで目標設定や構想の土台を作っていくことは、現在の事業計画の中で活かし、実践してきたことです。ただ、空間プロデュースはある程度確立されている領域だったので、違う観点で空間に何か触媒的な機能をもたらせないかということに興味を持つようになりました。今の自分にとっては、空間の概念が都市になり、産業や人材のマッチングプロデュースへとつながっています。 自分は、常にバックパッカーだと思っています。今は深圳にいますが、留まるつもりはありません。ビジネスフィールドは世界。バックパッカーとして、世界の都市に飛び込んでいき、その環境や人や文化を客観的にみて、つなぎ合わせて新しい価値観を作っていき、日本に発信していきます。

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