STUDENTS VOICE東京デザインプレックス研究所 修了生の声

空間デザイナー
青木 ひかるHikaru Aoki

PROFILE
25歳 SPACE DESIGN STUDIO 商空間デザイン専攻

コツコツ粘り強くデザインに向き合っていきます。

ニューヨークやパリなど海外に住んでいる親戚が多く、私の家も海外の文化を感じるような環境でした。アートやファッション、建築が好きなのも、その延長線上にあるような気がします。アパレルの販売をしていた時も、やはり身近で楽しく感じたのはディスプレイやポップアップショップの空間演出。その道へ進もうと決意し、この学校に通うことにしました。学校で学びつつも、常に不安でいっぱいでした。今やっていることが仕事につながる?デザイナーになれる?と自問自答しつつも、その一方で「意識を高く保つこと」を心がけていました。不安だったら少しでも自習する。外出するにしても、街中やお店の空間をきちんと意識する。とりあえず今、できることをコツコツこなし、いつ訪れるかわからないチャンスを待とう、と。現在は、『ベルベッタデザイン』に勤めています。入学して最初のプレックスプログラムが、ちょうど今の会社の代表・長谷川喜美さんの授業でした。こんな人のもとで働けたら...と漠然と思っていたんです。その後、授業修了間近に、学校のスタッフからデザイナー募集しているという話を聞き、驚いたと同時に「これがチャンス」という気持ちになりましたね。ただ、私にはこれという得意分野がありません。だから、粘り強く仕事に向き合うしかないのです。何を言われたとしても、目の前の仕事をやり切る決意だけはありました。その意気ひとつで入社できたのだと感じています。今は、自らイメージしていることを具体的にアウトプットすることの難しさを実感する毎日です。たくさんの制約があると、思わぬ壁にぶつかります。時間にも限りがあるから流されてしまいそうになることも。そんな時は、そもそもの目的である「この空間にいる人が、空気感を感じられるように」ということを終始、意識するようにしています。まずはスキルの幅をもっともっと広げていきたい。そしてゆくゆくは、花が好きなので、造花や生花、グリーンを使って、鮮度のある活き活きとした空間演出を担当できたら嬉しいですね。

商空間デザイン専攻へ

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