プレックスプログラム レポート

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「クラウドファンディングで夢をかなえる」

2017年6月30日(金)

グローバルラボニューヨーク代表

板越 ジョージ 氏

George Itagoshi

<PROFILE>

板越ジョージ
(Global Labo CEO、クラウドファンディング総合研究所 所長、中央大学政策文化総合研究所 準研究員)
1968年東京生まれ。高校卒業後、バイク便でお金を稼ぎ1988年に単身渡米。バックパックを背負って貧困の街、内戦地区など世界35カ国を遊訪。1995年に出版・広告業のITASHO AMERICAを設立。7つの会社を経営し、資金調達を 成功させ米NASDAQへ上場を試みるが2001年同時 多発テロの影響で倒産。多額の借金を背負った。現在は、アメリカに進出する企業や起業家へ会社設立や資金調達などのコンサルティングを行っている。日米のクラウドファンディング事情に精通しているということで、特に最近は クラウドファンディングに関するコンサルティング依頼が 急増している。サウスカロライナ大学国際政治学部卒、中央大学ビジネススクール(MBA)修了、同大学院総合政策研究科博士後期課程在籍。中央大学政策文化総合研究所 準研究員。在NY日本国総領事館海外安全対策連絡協議会委員。元ジャニーズJr. 著書に「クラウドファンディングで夢をかなえる本」「日本人のためのクラウドファンディング入門」「結局、日本のアニメ・マンガは儲かっているのか?」「アニメ・グローバル競争戦略再考」等多数。

板越 ジョージ 氏

第1部:講義「クラウドファンディングで夢をかなえる」

講義1

本日のプレックスプログラムはグローバルラボニューヨーク代表の板越ジョージさんをお迎えして行います。3回目のご登壇となる今回のテーマは「クラウドファンディングで夢をかなえる」。当校とも提携しているグローバルラボNY代表としてはもちろん、日本におけるクラウドファンディング研究の第一人者としてもご活躍されている板越さん。夢を開拓するための手段として、いまもっとも注目されているクラウドファンディングとはどういったものなのか、その概要について詳しくお話ししていただきます!

講義2

クラウドファンディングとは銀行や投資家から資金を集めるのではなく、インターネットを通じて不特定多数から集める仕組みのことをいいます。大ヒットアニメ映画「この世界の片隅に」や当校ともゆかりのある「森の図書室」など、さまざまなポップカルチャーもこのクラウドファンディングによって誕生しました。現在、「寄付型」「投資型」「購入型」などクラウドファンディングの種類は複数存在しており、板越さんはその中でも支援者がプロジェクトへ出資することで、そのリターンとして支援金額に応じた金銭以外の商品やサービスが手に入るという「購入型」が重要だと語ります。

講義3

その他にも仕組みや一連の流れ、市場規模など、実践するにあたって役立つノウハウを教えていただきました。また板越さんはお話の中で、クラウドファンディングは単なる資金集めの手段というだけではないことを強く語ります。「クラウドファンディングには資金集め以外にも様々なメリットがあります。例えば、PR機能。新製品を出す、書籍や映画を作るなどといった際に、企画の段階で世間に知らせることができるほか、売れるか売れないかわからないものを試したり、どんな形状や色が需要があるのかといったテストマーケティングができるのもクラウドファンディングの強みなんです。」と板越さん。

講義4

では成功させるにはどうすればいいのか。成功させるポイントはズバリ「共感」。企画の拡散やサイト選びはもちろん、支援者からの「共感」が得られるかどうかが鍵となってくると板越さんはいいます。「そのプロジェクトが魅力的で共感の持てる内容になっているかによって支援者の数や支援額が大幅に変わります。使い方によってはノーリスクハイリターンな手段だと思いますのでうまく活用して是非夢を叶えて欲しいです!」今回の講義を通して、クラウドファンディングをただのボランティアと認識してた人や、言葉しか聞いたことがなかった人たちも楽しくその概要について理解できたようでした。

第2部:ワークショップ「クラウドファンディングの企画を考える」

ワークショップ1

後半はワークショップです。前半の講義を踏まえて、クラウドファンディングでの起案内容を成功させるための企画をチームで考えてもらい、発表してもらいます。事前に題材を考えてきてもらった起案者と一緒に、実際に起案するつもりで、1.タイトル、2.概要、3.リターンの主にこの3つの項目にまとめ、板越さんに講評していただきます。

ワークショップ2

それではいくつか発表していきたいと思います。
まずは「ふるさとの花火大会で盛り上がろう!」。花火自体が大きなQRコードとイメージし、特殊なテクノロジーを用いて花火にスマホをかざすと、アプリを通してメッセージやイラストが浮かび上がるというアイデアです。なので、資金の利用目的はそのアプリ開発と花火の実験となります。続いてのチームは「美濃和紙を広げるプロジェクト」。岐阜県美濃市で製造されている美濃和紙を使って、たとえば腕時計のバンドなどのものづくりに生かせないかという起案です。どれも実現したら話題になりそうなアイデアばかりですね!

ワークショップ3

また、以前登壇された武部貴則さんのプレックスプログラムから生まれた広告医学チームの受講生が起案したプロジェクトも発表されました。「食べモン」というキャラクター育成アプリを使って身体の体調を楽しく管理したり、着心地の良い病院服の開発など、広告医学PRのためのユニークなアイデアが、今回のワークショップとあいまって更に面白い企画へとレベルアップしていきました。皆さんもこの機会に、是非クラウドファンディングにチャレンジしてほしいです!

総評

最後に板越さんから今回の総評をいただきました。
「今回のワークショップで起案されたプロジェクトのうち、実際に実現できそうなものも幾つかあったので、是非とも挑戦してほしいと思います。夢を実現させていくために、実際にどういう流れで進めていけばいいのだろうというプロセスを踏んでいくことが大切なので、アイデアや夢を一度口に出してみたり、周りの人らと議論してみたりして1つ1つ組み立ててみてください。僕が思うに、口に出した夢ってけっこう叶うと思っているので、頑張って口に出して夢を叶えてほしいと思います!」板越さん、本日はありがとうございました!

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