プレックスプログラム レポート

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「話題の遊び場の創出」

2015年3月27日(金)

トランジットジェネラルオフィス代表

中村 貞裕 氏

Sadahiro Nakamura

<PROFILE>

1971年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、伊勢丹を経て2001年に「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに掲げトランジットジェネラルオフィスを設立。カフェブームの立役者としてカフェ「Sign」をはじめ、数多くのブランドカフェや「bills」などレストランの運営を約40店舗行う。ホテル「CLASKA」、大阪の「堂島ホテル」、「the SOHO」などの話題のスポットを次々と手がけるほか、 オフィス、商業施設のブランディングやプロデュースなどその仕事は多岐に渡り、常に話題のスポットを生み出すヒットメーカーとして日々精力的に活動中である。

中村 貞裕 氏

第1部:トークショー「話題の遊び場の創出」

講義1

本日のプレックスプログラムは、二年ぶり二回目の登壇となるトランジットジェネラルオフィス代表の中村貞裕さんをお迎えしてお送りします。流行の最先端が集まる東京で、並んでも行きたい店舗をいくつもプロデュース。今が旬の店を産み、一大ムーブメントを起こしています。自らを“ミーハー”と名乗る、そのハイセンスな感覚を少しでも感じ取ろうと、多くの受講生が集まりました。

講義2

多種多様なカフェやレストランなど、飲食を中心としたオペレーションを行うトランジットグループ。現在の中村さんは、「bills」や「マックスブレナー」の様な“ライセンスビジネス”に力を注いでいるそうです。「今まで培ってきた知識や経験を活用し、日本初上陸させるような大プロジェクトをやることによって、より良い情報を得られます。」その言葉に潜む、驚異のブランディング力が垣間見えます。

講義3

「人の到達点が100だとしましょう。プロフェッショナルがひとりで100を産み出しても、僕が沢山の人を巻き込み、みんなで100を作っても同じだと感じたんです。だから、僕はチームで交友関係を広げるようにしました。100×1=1×100。この数式を見つける事が一番重要です。」と説きます。あの「WWD JAPAN」の表紙を飾るほど企業から信頼を集める実力者の意見に、深く感銘を受ける受講生たち。

講義4

「流行を作る、周りを動かすためには、やはり魅力的な企画。それにはマーケティングが必要不可欠です。この力を伸ばすには、様々な情報を同時多発的にインプットし、そしてアウトプットすることが重要です。良い情報を提供することで、更に良い情報を得られるようになるのです。」と語っていただきました。熱が入ったお話で、あっという間に時間が過ぎ、前半が終わります。

第2部:ワークショップ「話題の店作りを考える」

ワークショップ1

後半はワークショップです。本日のテーマは「話題の店作りを考える」。前もって与えられていた、5階建てビル、100坪の店舗面積、店舗エリア、などの条件を加味し、構想を練ります。それぞれが考えてきたコンセプトや具体的な立地などを交換し合い、話題の店舗空間を実際に作るかのようにイメージを膨らませます。最後にまとめられたアイディアを代表者が発表します。

ワークショップ2

短い時間の中、受講生たちは頭を悩ませます。「このアイディアに、ブルーボトルみたいな話題性を付けたらどう?」「このコンセプト、おもしろいから膨らませてみよう」「ママ向けならこの場所がいいんじゃない?」などと、それぞれのグループが意見を磨き、思わず並びたくなるような魅力的な企画へ、試行錯誤が続きます。

ワークショップ3

高級志向の「理想のライフスタイルを提案するレクリエーション」、安心安全で子育てママをハッピーにする「ママ’s」、カジュアルに料理を色で楽しむ「アートカフェ」など様々なアイディアが発表されました。中でも最後に発表された、海外で話題のベビーシャワーや子供の誕生日会を行えるパーティ会場「HAPPY TOWER」は「僕がやるならこれかな」と評価を得ました。

総評

最後に中村さんから激励を頂きました。「成功するための一番の秘訣は、どれだけ情報を持っているかだと思います。貪欲なぐらい情報収集して、すべてアウトプットしていくことで、マーケティング力と共に、情報の扱い方が上手になります。頑張ってください。」本日は、登壇ありがとうございました。

Text by 編集&ライティングコース 修了生 城所有由

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