プレックスプログラム レポート

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「From shibuya to the world to the future」

2014年12月4日(木)

在NY起業家「森の図書室」創業者
板越 ジョージ 氏×森 俊介 氏
George ItagoshiShunsuke Mori

<PROFILE>

【板越ジョージ氏 プロフィール】
1988年に単身渡米。サウスカロライナ大学国際政治学部卒業。1995年に広告業ITASHO America, Inc.を創業。現在は、NYで米国進出コンサルティング業などの会社を営む傍ら、NY日本人最大のNPOネットワークJaNetの発起人としてNYに住む日本人をサポートしている。グローバルラボNY代表 近著「結局、日本のアニメ・マンガは儲かっているのか?」「アニメ・グローバル競争戦略再考」「クラウドファウンディングで夢をかなえる本」等。

【森俊介氏 プロフィール】
1984年生まれの30歳。子供の頃から外で遊ぶよりも家で本を読むのが好きで、中学生の頃に読んだ本に出てきた「田舎に私設図書館をつくったおじいちゃん」に憧れ、いつか自分の図書館を作ることができたら、とこっそり夢を持つ。早稲田大学を5年かけて卒業後、リクルートに入社。退職後2年弱を経て2014年7月、渋谷に「森の図書室」をオープン。

板越 ジョージ 氏×森 俊介 氏

第1部:トークショー「From shibuya to the world to the future」

講義1

本日はNY在住の国際経営コンサルタントであり、海外進出プロデューサーであるグローバルラボNY代表板越ジョージ氏と渋谷道玄坂にある「森の図書室」創業者の森俊介氏をお迎えして行うコラボレーション授業です。デザイナーの方が登壇するのが多いプレックスプログラムですが、今回はいつもとは少し毛色の異なる講師陣にどんな内容になるのかとっても楽しみです。テーマは「From shibuya to the world to the future」。まずは板越ジョージさんのプロフィール紹介からスタートです。

講義2

20歳の時、単身NYに渡り起業し、会社を数社経営し軌道に乗りかけたところ9.11同時多発テロにより全てを失い、多額の借金を背負うも数年かけて見事復活、現在は日本とNYを行き来しつつ、日米の懸け橋として活躍中です。まずは日本と東京の世界におけるクリエイティビティのリアルな立ち位置に関しての講義からスタートです。意外な日本の世界におけるポジションとクリエイティブが抱える日本全体の問題点を熱くご説明頂いた後に、「では?どうすれはクリエイターは海外で活躍できるのか?」の話に入りました。

講義3

日本が抱えているコンテンツ産業の問題、クリエイター個人の問題の両方の核がお金の問題だそうです。そこで今、ジョージさんが最も注目し、日本のクリエイティブ産業の世界への突破口になると思い研究をし、その指南書ともいうべき本を出しました。それが「クラウドファンディングで夢をかなえる本」です。 日本ではようやく注目されてきたクラウドファンディングですが、アメリカでは日本の数十倍の金額を集めるなど、クリエイティブを目指す人は既に常識となっている手法だそうです。板越さんからバトンタッチし、森さんの登場です。

講義4

森さんは2014年12月5日現在で、日本最多支援者を獲得した「森の図書室」の創業者です。森さんが創業した時の思いつきは「自分が本が好きで、あんまり本を読まない人が本を好きになってくれる場を提供したい」という一見単純なものでしたが、板越さんから見るとクラウドファンディングで成功する要素が全て網羅している正に成功の見本と言えるほどの内容だそうです。その森さんから、企画の想いから今までのエピソードをお話しいただき、前半は終了です。

第2部:ワークショップ「クラウドファンディングで夢をかなえよう」

ワークショップ1

本日のワークショップのテーマは「クラウドファンディング」。前半の講義で初めてクラウドファンディングを知った受講生も多い中ですが、注目のこの試みに私たちもチャレンジしてみます。 とはいえ、知識が乏しいので、ジョージさんからクラウドファンディングの基本的なポイントを「クラウドファンディングで夢をかなえる方法」を教科書にしながらご説明頂き早速スタートです。 グループはその場で数名のチームになり、各自がアイデアを出し合って行きます。

ワークショップ2

最初は戸惑っていたチームもディスカッション時間が後半になるにつれて、議論もヒートアップしていき、あっという間に時間になりました。各チームの発表をいくつか紹介していきます。「ペットとランニングする姿を撮影するイベントを主催したい」「外国人の方々に日本の産地食材の良さをアピールするレストランを創りたい」「お風呂に入りながら本が読める『お風呂カフェ』を創りたい」。各発表の合間に板越さん・森さんからコメントを頂きました。板越さんは「所々にクリエイティブな言い回しや仕掛けが入っているのがとても斬新で、さすがデザインを学んでいる方達ですね。」と嬉しい言葉を頂きました。

ワークショップ3

森さんからは「アイデアは面白いです。あとはコストの問題とか人とか・・」と真剣に考えて頂いている様子に僕らも何だか癒されます。後半の発表です。「泊まるだけで田舎の方たちと仲良くなれる民家を創りたい」「募金の自動販売機を創りたい」「ペットの悩み等を情報共有できるコミュニティを創りたい」。全体の発表が終了しましたが、各アイデアに対するお二人のコメントの視点の深さに会場から「なるほど~」と声が出るほど素晴らしいものが多く、とっても勉強になりました。

総評

ワークショップが終了し、お二人から総括を頂きました。板越さんから「クラウドファンディングはクリエイターを目指す皆さんがチャレンジするには、現在もっとも良い手段だと思います。社会人経験のある方は特におすすめです。またNYに来た際はグローバルラボを是非訪れてください。皆さんの夢が現実になれるチャンスが沢山あります。」 森さんからは「同世代の方と共に楽しいアイデアを考えることが出来て僕が勉強になりました。ありがとうございます。」板越ジョージさん 森さん本日は大変ありがとうございました。

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