プレックスプログラム レポート

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「生きるように働く」

2014年1月30日(木)

日本仕事百貨 代表株式会社ベンチ 取締役
ナカムラ ケンタ 氏×横石 崇 氏
Kenta NakamuraTakashi Yokoishi

<PROFILE>

【ナカムラケンタ氏 プロフィール】
株式会社シゴトヒト代表。2008年8月、生きるように働く人のための求人サイト「東京仕事百貨」(現「日本仕事百貨」)をオープン。「自分ごと」「隣人を大切にする」「贈り物」な仕事を、全国各地で取材し紹介している。2009年10月1日株式会社「シゴトヒト」設立。現在はまちおこしなどのディレクター、東京に町をつくる「リトルトーキョー」など各種プロジェクトやメディアのプランナー、キャリア教育などに関わり、「シブヤ大学しごと課」ディレクターや「みちのく仕事」編集長も務めている。

【横石崇氏 プロフィール】
NHKなどで「若者がつくる未来」の象徴として取り上げられたTokyo Work Design Week代表。月間 1億ページビューを誇るWEBサービスの立ち上げ・運営に従事、テレビ局や新聞社、出版社などと連携したデジタルメディア・マネージメントを手掛ける。世界放浪を経て、2012年に日本にクリエイティブ・イノベーションを起こすべく、キャリアコンサルタントのパートナーと男女2名で株式会社ベンチを設立。 旅する勉強会「ラーニングキャラバン」主宰。

ナカムラ ケンタ 氏 × 横石 崇 氏

第1部:トークショー&ワークショップ「生きるように働く」

講義1

本日のプレックスプログラムは「生きるように働く」のテーマのもと「日本仕事百貨」のナカムラケンタさんとBENCHの横石崇さんのお二人を講師に迎え行っていきます。冒頭ナカムラさんから「いきなりですが、隣の方と5分間会話をしてみてください」とのチェックインが行われます。顔見知りもいれば、初対面の受講生もおり最初は恐る恐るですが、徐々に会話も弾み会場も和んでいきます。その後はお二人の自己紹介とワークスのご紹介に入ります。

講義2

まずはBENCHの横石崇さん。「アートやデザインが何より好きだったのですが、本当に絵が下手だったので、キュレーターに憧れ美大に入りました。その後社会人になりますが、3.11の後、職探しの世界逃亡に出ます。その中で身近なところから面白いことは起きていると気付き、”コトつくり”の起業を行いました。現在は「TWDW(Tokyo Work Design Week)」を主催し、新しい働き方を考え創出する場を提供しています。
次いでナカムラケンタさん。「転勤族の家庭で育ったので、元々地元に対する思いが強くありました。大学で建築を学ぶ中で建物自体よりももっと根源的なことに関わりたいと思い不動産の企業に就職します

講義3

 企業で働きながら通い続けた、BARの店員さんに魅かれて、いつしか人との繋がりを基にしたビジネスを思うようになります。そして「日本仕事百貨」を立ち上げました。一社一社現場を訪れ、働いている人の“思い”や大変なことをヒヤリングし、余すことなく載せるのを特徴にしています。続いて、自分の生き方・働き方を考える「シゴトヒト文庫」では、自ら新たな出版の形も提案しています。最後はリトルトーキョー。こちらでは「もう一つの肩書きを持てる街」を作るべく昨年立ち上げた企画です。現在は市民募集中です。

ワークショップ1

ワークスの紹介が終わり、質疑応答を挟み、ワークショップに突入です。まずナカムラさんから「なぜ学校に入ったのか?」を考えてみましょうと号令が入ります。じっくり考え始める受講生。。。。。 教室内は暫し沈黙が訪れます。その後「本当に自分がしたいことって何?そしてそれを阻む物って何?モヤモヤしているものって何?」を考える時間をとります。そして一人でじっくり考えたあとはグループになって話し合います。ナカムラさんからは「話し合うという形式ですが、じっくり聞きたい人は聞いているだけも構いません。あくまで自然体で。」と解説が入ります。

ワークショップ2

人数やタイプもバラバラな受講生同士の語り合いが始まりました。笑顔で話す人、聞き役に回っている人、まだ自分の考えが整理できずにいる人、様々です。暫くの語り合いの後、ナカムラさんから「多分未だモヤモヤしていると思います。モヤモヤした状態でも構いません。大切なのは何がもやっとしているのかを知ることです。次はそのモヤモヤを解消するためのツールとなるボキャブラリーを増やすということをします」と次のワークショップの解説が入ります。
そして今まで日本仕事百貨で中村さんがお会いしてきた方の「シゴト」をご紹介していただきました。

ワークショップ3

一つ目は「根を張るお仕事」。キャンプ場のお仕事です。お仕事の範囲は無限大で、キャンプを行う森自体も自分たちで作り上げています。自然の厳しさに立ち向かいつつ、トライ&エラーを行いながら根を張る。そんなお仕事です。二つ目は「自分たちでつくる仕事」天然素材で出来た床材ワックスを製造している企業。この企業ではグラフィックデザイナーを募集していました。綺麗な自然に囲まれた地でグラフィックデザインを行うなんて、大変だろうけど素敵ですね。
三つ目は「今を生きる仕事」。一人で始めた珈琲店が路地に広がり、街になっていく。目の前の好きな事を一生懸命行うことで、人がモノがコトが広がっていくそんなお仕事です。

ワークショップ4

四つ目は「贈り物をする仕事」。自らやりたかった事ではなく、”応える”ことに全身全霊で取り組んでいくうちに今の業態になったという衣装の会社。素敵ですね。受講生も聞き入ってます。5つ目は「そこに人がいる仕事」。「やったらええんちゃう」という理事長さんのポリシーにひかれて、四国の山林で行われる職業訓練校の生徒募集も行っています。その他「自分ごとな仕事」なスーパーマーケット。「新しい町内会をつくる仕事」ect・・・・ こんな仕事や企業があったんだ~と新鮮な驚きに包まれている受講生でした。そしてナカムラさんから「今までのお仕事で気になったのもはありますか?あったなら何故気になったか?考えてみましょう!」と号令がかかりました。

総評

受講生が暫く考えをまとめ終わった後にチェックアウトの質疑応答を経て今回は終了となります。最後にナカムラさんから「この場は立派なコミュニティーです。今日は誰かと話して帰っていってください。可能なら今日、自分が感じたこと、未だもやっとしていることを中心に会話をしてください。話すことで何か見えてきますよ。」この言葉のおかげで一向に校舎を去らない受講生がたくさんいるプレックスプログラムでした。ナカムラさん、横石さんありがとうございました。

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