プレックスプログラム レポート

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「デザインを携え世界に出よう」

2013年7月21日(日)

在NY起業家

板越 ジョージ 氏

George Itagoshi

<PROFILE>

20歳で単身アメリカに渡り、現在は、NYで出版社、小売・卸、ベンチャー支援、米国進出コンサルティング業なども会社を営み傍ら、NY日本人最大のNPOネットワークJaNetの発起人としてNYに住む日本人をサポートしている。
また、近著「結局、日本のアニメ、マンガは儲かっているのか」(ディスカヴァー携書)を刊行するなど、日本のデザイン・コンテンツ産業の世界進出に力を注いでいる。

板越 ジョージ 氏

第1部:トークショー「デザインを携え世界に出よう 」

講義1

本日のプレックスプログラムはNY在住の起業家、板越ジョージさんを講師としてお迎えして行っていきます。まずは自己紹介を兼ねて半生を語っていただきました。「ジャニーズ所属~単身渡米~NYにて起業~9.11の影響で株式公開目前にて倒産~現在は米国会社設立コンサルティング・出版・NPO団体JaNetを設立」とまさに波乱万丈な人生のオンパレード。これからのプログラムが楽しみになるプロローグです。

講義2

続いて今、日本政府が成長戦略の主軸として掲げているクールジャパンプロジェクトを例に、「日本のデザイン・コンテンツ産業の現状」に関しての講義が始まりました。講義は板越さんが解説していきながら、受講生に投げかけるような形式で行っていきます。講師の投げかけに、ドンドン答えていく受講生ですが、意外な日本の現状に教室のどよめきが起きます。

講義3

「国内外のコンテンツ産業が抱える共通の問題点は?」の問いには、受講生同士で軽い議論も起きるなど、旬の題材に対しての意識の高さが窺うことができます。板越さんからは「実は私たちが思っている以上に日本は独創性・アレンジ力・演出力に関しては世界でも突出しています。これからの日本はこれらを活かし【知財立国】になる事が重要」との話がありました。

講義4

板越さんから前半のまとめとして以下の言葉を頂きました。
「日本に必要とされているのはプロデューサーです。いいものを作る人はたくさんいるが、良いものを普及させる人が圧倒的に少ないのが日本の現状です。それはデザイナーで世界で勝負するときも同じです」と日本のアニメ・漫画とディズニーを比較しながら解説をしていただきました。

第2部:ワークショップ「私たちのクールジャパン」

ワークショップ1

今回のワークショップテーマは「私たちのクールジャパン」。課題として①私たちが思う世界に発信したいものは何?②それをどのようにして世界に広めていくの?を各自考えて、授業に参加してきました。ランダムに5人のチームを作り、チーム会議後、プレゼンテーションが行われます。また今回は会議⇒発表⇒コメント⇒会議⇒最終発表という流れをとり、議論の時間を多めにとりました。

ワークショップ2

時間があっという間に経ち、最初の発表が始まりました。最初のチームが出してきたアイデアは「日本のライトノベルを欧米で映画として展開する。」というもの。板越さんもこのアイデアには絶賛の評価。 続いては「日本の妖怪などを中心としたグロくてどこか可愛いものを【グロかわいい】としてファッションやキャラクターとして展開」これはチームの世代間が上手くMIXされたアイデアとして評価されました。

ワークショップ3

続いて「醤油のバリエーションを輸出する」「日本の四季をイベントとして輸出する」「日本の職人を世界に輩出するエージェントを現地に設立する」等々、バリエーションに富んだアイデアが続々と出てきました。
どのチームもアイデアや内容が全く異なることもとても興味深かったと板越さんからコメントも頂きました。また、受講生の問題意識や知見の豊富さに板越さんから、お褒めの言葉を頂きました。

講評

最後に板越さんから「今までNYでたくさんのクリエイターの方々のサポートをさせて頂きました。海外まで来る方のクオリティは本当にすごいです。でも海外で大切なのは、自己をプロデュースすること。具体的な目標を掲げ、逆算して行動を行う事。日本人は実はこれが苦手なんです。逆にいうと、これが出来ちゃえば、海外でも十分やっていけると思います」
板越さん ありがとうございました。

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