プレックスプログラム レポート

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「自分ごとから未来をデザインする」

2012年9月25日(火)

Green.jp 編集長

兼松 佳宏 氏

Yoshihiro Kanematu

<PROFILE>

1979年秋田生まれの勉強家 兼コンテンツディレクター。greenz.jp編集長。
趣味は勉強すること、対話すること、実践すること。ひっくるめて「これからの◯◯」を創造すること。
新卒のウェブデザイナーとして制作プロダクションに所属しながら、プロボノでのNPOのウェブサイト構築支援に関わる。アートディレクターとしてCSRコンサルティング企業に転職後、2006年フリーランスのクリエイティブディレクターとして独立。ウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わる。2008年、株式会社ビオピオ設立し、取締役に就任(2011年に退任)。2010年12月よりgreenz.jp編集長。NPO法人グリーンズ(申請中)理事。
2012年書籍「ソーシャルデザイン」を刊行。

兼松佳宏氏

第1部:トークショー「社会を変えるグッドアイデアとは?」

まずは兼松さんが編集長を務めている「Greenz.jp」の紹介からスタート。Green.jpが行っているのはオンラインマガジンだけではなく、多岐に渡っています。例えば「自分ごと」から始まるソーシャルデザイン「マイプロジェクト」。この試みによってたくさんのプロジェクトが始まっています。タバコで一服からシャボン玉で一服する「東京シャボン玉倶楽部」やプレゼントを考えたい人、サプライズをしかけたい人と一緒にアイデアを考え、実行をサポートする「サンタのよめ」等々、たくさんのプロジェクトが生まれています。

兼松さんの意向で今回はワークショップ中心で行うために、プレゼンは短めに行っていただきました。ワークショップを効果的に行うために、参加者に事前に課題を出していました。課題の内容は①「自分が貢献できることって何?」②「いまもやっているイシュー(課題、論点)って何?」③「自分が120%幸せにしたい人って誰?」の3つです。この課題の②を元にグループ分けを行います。
グループ分けが終わったら、最初のテーマ「自分ごとを棚卸ししよう」が始まります。

ワークショップの前に兼松さんから、有意義にディスカッションを進めるためにいくつかお話しがありました。「発言内容に一切批判してはならない」「アイデア発想は自由奔放に」「発言・アイデアの量を求める」「他人のアイデアをヒントにした便乗改善を歓迎する」。
そしてソーシャルデザイン思考5つのヒント
「マイナスをプラスにする」「ギフトをいかす」「生きる歓びをつくる」「行動をデザインする」「新しい風景をつくる」。なるほど!

第2部:ワークショップ「マイプロジェクトを創ってみよう」

はじめて顔を合わせるグループがほとんどなので、最初は遠慮気味です。
このワークショップは、メモは大きな模造紙に各自が行います。これも最初は戸惑い気味です。しかし、次のテーマが始まるころには、だんだん熱を帯びてきました。次のテーマは「ターゲットを設定しよう」です。「誰に?どうなってもらいたい?」このあたりからかなり現実的になってきます。

ターゲットに入る前に兼松さんからアドバイス「”誰”は可能な限り身近で具体的な人を挙げてください!」 あくまで「自分ごと」が今回のテーマです。
次いで「イシューの設定」です。
ちなみにグループ分けはこのイシューの段階で、決めました。つまりイシューの段階を「個人ー社会ー国家ー世界」に分けて自分のイシューが近い人たちでチームを組みました。
そしてチームごとに各自が貢献できること、幸せになってもらいたい人が決まったら、いよいよ「コンセプト(解決策を方向性をしぼろう)」です。

ぼんやりしていたアイデアがいよいよ形になってきました。もうアイデアが出まくって、模造紙がいっぱいになってくるチームばかりになってきました。
そして最後「アイデアとネーミング」です。
このころとなると最初の遠慮や戸惑いは全くなくなり、かなりヒートアップして意見を言い合っています。そして「発表の準備」に入りました。ここで兼松さんからGreenz形式の発表フォーマットに関して説明があります。
『みなさんは「     」で困ったことはありませんか?』の一文で始まる独特のフォーマットです。

独自のフォーマットに合わせての「マイプロジェクト」の発表が始まりました。いくつかプレゼン内容を紹介します。
チームごとのお休みを各自で決める「○○休みプロジェクト」。会わせたいメンバーを紹介しあうポットラックパティー「AWASETAI」。複数でお店に行き食事をアップかチェックインしたらお店からクーポンがもらえるアプリ「YES WE done」。等々かなりユニークな企画が出てきました。

今日の感想をいくつかピックアップ。

「今まで自分が考えていたことが皆のチカラで形になりそうで本当に驚きました。話すことのチカラと人が集まることで生まれる問題解決の推進力に改めて驚きました」
「5つのヒントや8つのステップも是非、自分のマイプロジェクトでも取り入れていきたいです。会社でブレストするのとは違って全く異なる話がとびかって、とても刺激になりました」

兼松さんありがとうございました!! また来てください!!

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